■盛り場:通りに沿って
大門には10本以上の通りや小路があります。飲食店が多数(最盛期は1,000軒以上とも)立ち並んでいた頃はこれらの通り名がお店探しには格好であったと思われます。地区の繁栄が去ってからは、耳にすることが少なくなったこれらの通りや小路を訪ね歩いて、その過去と現在を報告していきます。
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祇園小路
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空き地・駐車場の目立つこの地区でほとんど唯一といっていいほど、切れ目なく飲食店が立ち並んでいる通りがここ。(といっても片側だが)
◎炭一番
◎魚一心
◎魚河岸くらぶ
など、美味しい魚を大衆的な価格で食べさせてくれる店が並ぶ
菊水小路
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人がやっとすれ違えるほどの狭い通りだが、ここもびっしりと店が立ち並んでいて、まるで昭和30年代にタイムスリップしたかと思うような不思議な雰囲気。
◎ささ樹は和洋折衷の創作料理
◎鳥辰はふるめかしい建物がなつかしい焼き鳥
高砂通り
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かつて函館の中心を人工の河川が縦断していました。願乗寺川といって、今の中の橋付近で亀田川から分流し、ほぼ直線で本願寺西別院前まで繋がり、それからやや曲がっていまの銀座通り(当時は掘割)に入り港へ注いでいました。この水路を埋めてたのが高砂通りでいまも函館の西部地区と五稜郭方面をまっすぐに結びつける交通の大動脈。
◎津軽屋食堂 が純朴な雰囲気を醸し
◎オクトーバー28が渋いバーの風格を残す
大門仲通
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高砂通りから平行して電車通りから若松広路につながる通り。ここも空き家、駐車場が目立つが、じっくり探すと面白い店が健在。
◎汪(ワン)さん:昭和20年代からやっているラーメンの老舗。
塩ラーメンは逸品。
◎鮨金総本店:函館を代表する高級鮨店。銀座にも出店。
- 広小路(グリーンプラザ)
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市役所からまっすぐに裁判所方面に伸びる広いグリーンベルト。もともと昭和9年大火(死者2,000人を超える未曾有のもの)後の復興・防火計画で出来たもの。その一部(電車通りをはさむ3区画)が平成13年以降順次改修されて、「グリーンプラザ」という名のイベント広場となった。大門祭など多くの催しが開催される。
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■周辺の観光・お遊びスポット
大門エリアとその周辺に絞ったエリアのミニ観光ガイドです。
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◎青函連絡船『摩周丸』
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本州と北海道を結ぶ大動脈であった青函航路は青函トンネル開業に伴いその役目を終えました。最後の航海は1988年3月31日、この日摩周丸は八甲田丸・大雪丸など7隻の仲間とともに、最後の航海を終えました。その後他の連絡船は海外に売却されたり、国内では浮かぶホテルや記念施設になりました。
摩周丸は母港函館の旧連絡船桟橋に永久係留となり、当初は「メモリアル・シップ摩周丸」、2004年から、函館市が引き取って「青函連絡船記念館摩周丸」として一般公開されています。船内には、船長が指揮を執った操舵室・無線室を現役そのままに再現した「操舵室・無線室」や青函連絡船の就航時に使用され、長い歴史を伝える珍しい資料などが展示された「青函連絡船のあゆみコーナー」のほか、函館港と函館山を一望できる「シーサイドサロン」などが設けられています。
- ◎クイーンズ・ポート「クラシック・カー・ミュージアム」
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摩周丸が「メモリアルシップ」として公開された際に、陸上側のエンターテインメント施設として旧桟橋跡地に建設されたユニークな建物が「シーポート・プラザ」。ビアホールやお土産物ショップが並んだこの施設も数年前に営業不振で閉鎖され、長らく空き家でした。その建物を全面リニューアルして、2005年5月にオープンしたのが「クイーンズ・ポート」。内部にはアメリカ製のクラシックカー60台を展示する「クラシック・カー・ミュージアム」、ベイサーキット(ミニッツレーシング場)ミュージアムショップ、函館山を見渡せるフードテラスやお土産ショップなどが入っています。夜10時まで開館・営業は、港の夜景を楽しむ向きにはうれしい存在。
◎朝市
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「朝市」と言えば「函館」というくらい全国的知名度。函館観光の中でも函館山、五稜郭に次ぐ圧倒的な集客力(訪れる観光客数150〜200万)を誇ります。もともと戦後すぐの昭和20年周辺の頃に近郊の農村のおばさんたちが早朝に収穫した野菜を地べたに並べて売っていた「朝市」が発祥。東雲町の現NTT付近など何回かの移転の後、昭和30年に現在地に定着。その後周辺に近海産の魚介類を扱うお店が登場し、さらには観光客向けにタラバ蟹や夕張メロンなどの販売をするお店が続々進出しました。現在は約350店舗、1000人以上の従業員が営業する一大マーケット。朝早くから団体バスなどで繰り込む観光客を呼び込む元気な声が響きます。
◎朝市どんぶり横丁
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朝市の中でももっともJR駅に近い場所の一角には、昔から買い物客・市関係者向けの飲食店が軒を並べていました。ここが2005年4月からバルコニーのある2階建て洋風の外観のお洒落な建物に一新。函館朝市名物の海鮮「どんぶり」にちなんで、その名も「朝市どんぶり横丁市場」として再スタートしました。いくら丼、うに丼などが「売り」の海鮮関連飲食店のほかにラーメン、洋菓子店などもあって合計18店。
◎JR函館駅
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明治35年、函館・渡島大野間に鉄道が開通して以来の歴史を刻む函館駅も昭和18年完成した旧駅舎が老朽化で立替に。2003年年春、出入り口からホームまで段差(旧駅では線路を跨ぐ階段があった)なしの新駅舎が完成しました。デザインはデンマーク国鉄のアドヴァイスで円筒形の塔がユニークです。1Fには本屋やカフェ、土産店が入り、2Fはレストランとギャラリー、いるか文庫などが。この2Fからの駅のコンコースの眺めが意外に穴場。出入りする列車の全貌が見下ろせる上にその後方に函館港の広がりが見渡せます。。
- ◎函館市電
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古い歴史を誇る路面電車のルーツは明治30年(1897年)に北海道で初めて走った馬車鉄道。大正2年(1913年)には北海道で最初の路面電車が誕生し、東雲町〜湯の川間(5.83Km)で運行を開始しました。昭和18年(1943年)には電力会社が経営していた路面電車が現在の市営事業に移行され今日に至っています。旧市街地の過疎化の影響で一部路線が縮小されましたが、現在も弁天、谷地頭の2箇所から函館駅・松風町を経由して五稜郭・湯の川方面への2系統が市内交通の大動脈として健在です。93年からは旧型のチンチン電車を復元「箱館ハイカラ號」として運行している他、カラオケ電車や港祭りの際の「花電車」なども楽しめる存在。
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